http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/18/Henry_ford_1919.jpg/376px-Henry_ford_1919.jpg

出展:Wikipedia

 

歴史的偉人の生き様や名言には、現代を生き抜く我々にとって大きな刺激と方向性を時に見出してくれます。

 

日米が誇る歴史的リーダーであるヘンリー・フォードと織田信長。

 

片やアメリカの生活を根本から変えてしまったリーダー。

片や数々の伝説を残し、天下統一寸前で散ったリーダー。

 

国も時代も違う二人にコラボしてもらいましょう♪

現代の悩めるリーダーさん必見です!

 

スポンサーリンク

 

一代で自動車帝国を築き上げたヘンリー・フォード

 

もっと庶民の仕事が楽に出来るようなれば。庶民の生活が豊かになれば。

 

「自動車はお金持ちの乗り物」という考えを180度覆すことに成功したヘンリー・フォード。アメリカ、そして世界の自動車産業を変えた彼の功績は半端ではありません。今日、仕事やプライベートに当たり前にように利用される自動車もフォードが自分の信念を強く持っていたからです。

 

お金も学歴もコネもないフォードがなぜ1代であの自動車帝国を築き上げたのか?彼の言葉にヒントが隠されています。

 

「若者は、自分を人と違ったものにする個性の種を一つでも探し出して、全力を尽くして育て上げることだ。社会と学校はこの種を奪い、誰も彼も一まとめに同じ 鋳型に押し込めようとするだろう。だが、この種を失ってはいけない。それは自分の価値を主張するための、ただ一つの権利だから。」

「自分以外の人間に頼むことができて、しかも彼らの方がうまくやってくれるとしたら自分でやる必要はない。」

 

フォードは自分のやるべきことに集中し、できないことはマスター・マインドを上手に活用しています。フォードの名誉毀損裁判の話は有名です。

 

 

フォードに異を唱える織田信長

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/36/Odanobunaga.jpg

出展:Wikipedia

 

これに異を唱えるのはあの織田信長。

 

彼は、

「組織に貢献してくれるのは『優秀な者』よりも『能力は並の上だが、忠実な者』の方だ」

と言っています。

 

面白いですね。

性格なのかも知れません。

 

二人の立場や時代、お国柄もありますね。

フォードは自分は1つのことを極めて、ほかは優秀な人材を集めればいいじゃんという考え。信長は優秀すぎる人間は同時に怖い存在になりうる。組織には能力がある程度あって忠実な人間がいいという考え。

 

信長の言うことにも一理あります。

経営者の立場から考えると、優秀な部下をずっと取り立ててきたのに、独立して自分と会社に牙をむくケースもありますから。

 

信長の面白いところは一方で能力主義であったところです。

徳川家康や明智光秀などの家柄のいい人間から、木下秀吉といった身分の低い人間まで幅広く採用して城まで与えています。

 

自ら怖い存在を作りあげているともいえます。

心中複雑だったのかもしれません。

 

2人とも世界を視野にいれて行動してきましたが、フォードは自動車帝国を築き上げ、信長は天下布武を達成する前に明智光秀に暗殺されてしまいます。

 

 

明暗が分かれたフォードと信長

 

信長は情が深い面もあった反面その表現が下手くそだったのかもしれませんし、自分が絶対的なトップとして君臨するという、「支配的な」要素が強かったのかもしれません。そういう要素がないと西洋諸国に飲み込まれる危険性をはらんでいた時代でもあるのでなかなか難しい話です。

 

フォードについても様々な話があります。自動車帝国を築き上げた後には紆余曲折もみられます。

 

一概に時代も常識も違う2人を比べるのはナンセンスですが、ある時期においてフォードのほうが信長よりも人間関係を有効に活用する術が長けていたということでしょうか。

 

現代から見た”結果”から判断するとしたら明暗分かれたと言えます。

 

 

偉大な二人の共通点とは?

 

相反するリーダー論を持つ二人ですが共通点もあります。

それは「常識なんかくそくらえ!」という気持ちです。

 

信長の言葉にこういうものがあります。

「いつの時代も変わり者が世の中を変える。異端者を受け入れる器量が武将には必要である」

 

バラエティー豊かな武将を集められる器量というのはフォードにも共通しています。

 

やはり常識にとらわれていては形骸化し退廃の一途をたどることとなります。周りからとやかく言われても気にすることなく、常に新しいものを生みだそうという気持ちをもっていたいものですね。